飯館村にて

「私は原子力発電はやめた方がいいと言ってきたんですけれども、原子力に反対ですってあんまり言わないことにしていたんです。ただ原子力は胡散臭いとずっと言ってきた。やり方が胡散臭い。要するに、絶対安全ですよ、どんなことが起きても安全ですよって言って、やり方がえげつないんですよ。私はそれを40年間見ていたから、それには協力しない。だから原子力をやるんだったら、東京湾に原発作りなさいよと。それだったら私はまあ表向き知らん顔しててもいいよ、という感じだったんだけど、今回の福島の事故を見てもうだめだと思った。彼らに責任感覚ないし、管理能力がない。そういう人達が支配している国は原子力はやらない方がいいと確信しました。私は原子力の世界に入ってもう40年ですけど、原子力をやってた古い先生方は多分泣いていると思う。彼らはもうちょっと責任感覚があったけど、今の東京電力にしろ、原子力安全・保安院にしろ、出てくる人、出てくる人、どう見ても彼らには責任感覚が感じられない。私としても情けない。だから私たちが持っている知識や能力で何か皆さんのお役に立つことがあったら、これからもお手伝いをしていきたいと思います。」



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2009年の調査。チェルノブイリ原発近くの学校。教科書、机などがそのままで廃墟。

(写真:今中哲二氏)
by momiji2443 | 2012-02-28 21:27 | 講演会
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